2017年03月12日

水乃博士の「水と緑の話」人工知能により仕事の47%が無くなる?

今日は、水乃博士がずっと気にかけてきたアメリカの「人工知能が経済・社会に与える影響について」の報告に関して、少し考察してみたい。
労働環境の自動化が米国の労働市場や経済に及ぼす影響を明らかにした・・・といわれる。
A・オズボーンの分析データが、労働の分類を行い、オートメーション化により消失するであろう仕事が、全体の47%と報告している。時給20ドル以下の仕事の83%はAIが優勢、40ドル以上の仕事の4%も、という。
さて、時給20ドル以下とはどういう仕事か?
電話交換手、文書の整理係、旅行代理店員、工場組み立てラインの工員、タクシー運転手、バス運転手、トラック運転手、駅の売店員、レジ係、・・・などが、リストアップされていた。
入力などは最初に人がして、コンピュータが判断し、ロボットが動作し、カメラで確認して、仕事が完成すれば、確かに労働の場はない。
細かい数字はともかく、予想値として50%の仕事がAIで無くなるとしたら、その労働失業者はどうやって生活するのだろうか。過去の機械化によって約6%の労働者が、職を変えてきたようだが、50%の比ではない。
労働市場が小さくなるということは、生産費用が減少する、産業の固定費用が下がり、生産品の価格が下がる。つまり、経済的な規模の縮小が予想されて、労働の対価も減少することになるはずだ。40ドル以上というのも怪しくなるわけだ。
労働、仕事の意義、意味合いも、変化して来るのだろう。所得格差の拡大という問題が、議論されているようだが、そんなことよりも、自由な時間を得られた後の人類の生活様式を、デザインすることが重要だと感じる。
しかし、本当にAIが必要となる仕事がそんなに増えるのだろうか?もし機械が壊れたら、全く生活ができなくなる怖さがやってくるのだ。
便利だと言いながら、気が付けば仕事を取られて、給与は下がり、時間を持て余し、緊急時には何もできない。そこまでも、AIが考えて助けてくれるのだろうか。
この考察は楽しいが、残念ながらあまり明るい未来を描けそうにない。

こんな議論をしたい方がありましたら、水乃博士にどうぞ・・・
mazazaz88@gmail.com

posted by 水乃博士 at 22:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月06日

水乃博士のつぶやき

めずらしく、水乃博士がつぶやきを残したくなった。
「海外駐在」10年からの帰国・・・というブログに出てくる Johanesさんの気がふれたのか、
自分が水乃博士だと、言ってしまったのだ。
おかげで、博士の海外経歴や旅行感覚、趣味などが、表に出てしまうことになった。
ついにキャラクターの分離が難しくなったようだ。
でも、あともう一つのキャラもまだあるので、そことはリンクしないようにしたい。

しかし、そのおかげで、ブログ村の環境ランクでは初の2位になった模様。
これが、宣伝の相乗効果というものなんだと、実感した。

作文のスタイルは似ているが、書く目的を変えているので、
海外駐在のほうは柔らかくて楽しむにはいいかもしれない。
http://johanes-malayan.seesaa.net/

ちなみに、Johanesは、私のクリスチャンネームです。


posted by 水乃博士 at 23:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月02日

水乃博士「水と緑の話」冷却水向けの水処理

水乃博士の本職、久しぶりに水処理の話をしよう。
最近、ある器具の洗浄のために、排水を回収再利用したいとの依頼があった。

20170302_185717.jpg
半導体関連の製造ならば、純水回収の方式が規定されているが、今回は食品の容器が対象だったので、上記のような冷却水の補給水の基準を遵守する処理を検討した。
冷却水の基準が設けられているのは、配管や熱交換器、冷却塔などの熱交換に関する装置類の、機能低下を防ぐことが目的である。
熱交換器には、スパイラル式熱交換器 、プレート式熱交換器 、二重管式熱交換器 、多管円筒式熱交換器、多重円管式熱交換器 、渦巻管式熱交換器 、渦巻板式熱交換器 、タンクコイル式熱交換器 、タンクジャケット式熱交換器 などがある。これらには狭い流路を冷却水が通過する部分が存在することが多く、そこでの管詰まり、内面への硬度成分やシリカ分の付着による熱伝達の阻害が大きな問題になる。
さらに、金属類の基準は機器類の素材に対する腐蝕性の緩和を図り、いわゆる電蝕作用を抑える目的においての基準である。
次に、有機物や塩素に関しては、冷却循環水中の細菌類、特に配管などの目詰まりにつながる糸状菌の生育抑制に対する配慮である。
さて、今回は特に硬度、シリカが問題になった。排水を回収すれば必ず回収原水の塩濃度が高くなり、上記の補給水基準70ppmの硬度は容易に上回る。そこでの装置提案の主体は、軟化装置あるいは硬度低減装置である。
処理方式は、逆浸透膜法が現在の処理法としてはベストである。塩類の濃度、金属類の濃度、イオン性の有機物までも低減するので確実な処理といえるが、処理コストや運転操作、回生洗浄という面では、費用がかさむものである。
従来からの方法として、イオン交換樹脂による軟化処理がある。硬度の低減にはなるものの、Ca,MgをNaに置換するだけなので、塩濃度や金属類は減少せずに電気伝導率が却って上昇することさえあるので注意が必要である。
今回は、もちろん逆浸透膜法を適用して計画し、コストに関しても全量処理しない方法を提案したので、よい装置になると思われる。

こうした、具体的な装置計画のお話がありましたら、どうぞ水乃博士にお寄せください。
博士の会社のAZコンサルテーションは、現在HPを閉鎖中なので、
mazazaz88@gmail.com  あずま に連絡願います。
水処理、プラント、環境、バイオマスに関するご相談は、何でもどうぞ。
ラベル:冷却水、硬度
posted by 水乃博士 at 19:04| Comment(0) | 水と緑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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