2017年05月10日

水乃博士の「水と緑の話」マンゴー大好き

マンゴー 大好き

水乃博士は、フィリピンに2年ほど駐在していたことがあって、その頃よりマンゴーが大好きだ。なんと、住んでいた家から50mほどのところにマンゴーの木が数本生えており、雨季になると枝にたわわなアップルマンゴーが実るのだ。もちろん、とり放題、食べ放題。
そのときのとり方は、バスケットボールを持ってきて、欲しい熟しつつあるマンゴーを打ち落とすという乱暴な収穫法。その木は、だれが面倒を見ているというわけでもなさそうで、果樹にしては3m以上にも成長していて、手が届くところには実が無いのだ。
 その頃知ったのが、青マンゴーの漬物や炒め物がうまいこと。
もちろん売れたマンゴーはそのままでうまいのだが、青いというよりも博士が間違って打ち落とした青マンゴーを、近所の子供たちはみな拾って家に持って帰るので、どうするのだ? と近くのメードに聞いた答えが、肉とスライスした青マンゴーをいためるとうまいという話。早速自宅で試したというわけだ。

 懐かしい話をするのではなくて、今日はマンゴーの栄養と健康食品としての効果の話をするのだった。

マンゴー(檬果、芒果、学名: Mangifera indica)は、ウルシ科マンゴー属の果樹、またその果実。菴羅(あんら)、菴摩羅(あんまら)ともいう。マンゴーの栽培は古く、紀元前のインドで始まっており、仏教では、聖なる樹とされ、ヒンドゥー教では、マンゴーは万物を支配する神「プラジャーパティ」の化身とされている。 (Wikipedia)
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マンゴーには、美肌効果、がん予防、貧血予防、便秘改善、高血圧予防、動脈硬化予防、 脳梗塞予防、心筋梗塞予防などの効果があるといわれる。
青いうちは、ビタミンCの含有量が多く、熟すほどにベータカロチンの量が増える。
マンゴーに多く含まれる栄養素について:
ビタミンAは、目に必要な栄養素といわれる栄養素。視覚や細胞分裂にかかわるほか、抗酸化作用で体内の酸化を防止します。
βカロテン(プロビタミンA) : 体内でビタミンAに変化してビタミンAの働きだけでなく、強い抗酸化物質で体が酸化されるのを防ぎ、生活習慣病を予防します。
「目の疲労」「ドライアイ」「皮膚の保湿」「花粉症の予防」「免疫」「老化防止」「癌を抑制」「虫歯菌の増殖を抑える」「動脈硬化」「心筋梗塞を予防」
葉酸: 赤血球を作るのを助けDNAの構成に関与する働きがあると確認されている。
「胎児神経管閉鎖障害発症予防」「妊婦の栄養補給」「授乳中のママ」「肌の弾力」・「肌のツヤ」「美肌への効果」
フラボノイド、エリオントリン:ポリフェノール最大の特徴はビタミンCやビタミンEなどとは異なり、細胞間の水溶性部分、脂溶性部分、細胞膜でも抗酸化効果を発揮。
「老化予防」「糖尿病」 体内活性化などを助ける働きを持つ。
(ビンゴマンゴー)

赤道近くの国々の人たちがマンゴーを毎日のように食べ、庭にも木を植えるのには、こうした健康上の理由もあるということだ。博士は、マンゴージュースが日本でも飲みたくなり、かなり多くの海外食品扱い店を回り、安くておいしいジュースを探したことがある。しかし、フィリピンで飲んだあの100%マンゴージュースは無く、大抵リンゴやパイナップルが混ざっているのだ。
やはり、マンゴーは日本では高級品なのかなあ。

水乃博士は、熱帯の果物が大好きで、マンゴー、パパイヤ、ドリアン、マンゴスチン、ドラゴンフルーツなど、楽しい話題がたくさんあります。
そんなお話もこれからしていきますね。
mazazaz88@gmail.com
Dr.Azuma,
東雅

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posted by 水乃博士 at 14:12| Comment(0) | 水と緑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月08日

水乃博士の「水と緑の話」 シェルオイルの水処理

シェルオイルのための水処理

水乃博士は、シェルオイル関連についてかなりの環境汚染、環境破壊を観てきており、その活用に関しては懐疑的だ。しかし、常に石油価格との折り合いから、その利用が計画されている。

まず、オイルシェルとはなんだろうか。
油母頁岩、油質頁岩、油頁岩は、ケロジェン(油母)を多く含む岩石であり、ここから化学処理により液状またはガス状炭化水素にできる。油母を熱分解して、合成石油に加工できて、オイルシェルガスも発生する。石油の代替エネルギーになるので、採掘費用、加工費用などの総合的な判断から、石油価格とのバランスによって、生産の調整が行なわれている。
オイルシェルの推定埋蔵量は、2.8〜3.3兆バレル。石油の1.4兆バレルなので埋蔵量はかなり多い。最大の埋蔵は、アメリカのグリーンリバー層(コロラド、ユタ州)といわれる。他、オーストラリア、エストニア、ヨルダン、ブラジル、中国、ロシアに多い。
但し、オイルシェル1トンから150Lのシェルオイルが採油される、ちなみに石炭ならば650L、といった生産経済性の問題がある。

 なお、シェルオイルは石油原油とは性質が異なり、オレフィン(不飽和炭化水素;化学原料になる)を多く含み粘度が高く、硫黄含量も9.5%と高い。石油は、硫黄0.5%程度。
よって、その精製にコストがかかる。
そして、さらに採掘の採算性と環境問題の発生が、大きな課題となっている。オイルやガスとして取り出す際に、地中燃焼法が行なわれると、有害物質ことに重金属、硫黄酸化物などが地中に廃水として残留し、地下水汚染や下流河川の水質汚濁につながっている。なお、採掘法の一環で、断層への加圧水の封入という方法があり、地質の改変や地震の発生といった問題もおこっている。
 
そこで、水処理に対する期待が高まっているのだが、生産コストとの兼ね合いが大きく高度な技術の適用は難しい状況である。1バレルのオイル生産には5バレルの水が必要となるといわれ、水不足の砂漠地帯においては汚水の回収再利用の技術が望まれている。
 やっと水処理にたどり着いた。

これまで、有害物質を含んだ廃水は地中深く油井に廃棄していたのだが、環境問題と水不足の面から、処理と再利用に期待がよせられている。その処理が、「随伴水処理」と呼ばれる石油類掘削廃液処理技術である。

水乃博士は、以前オーストラリアのシェルオイル掘削廃液の処理計画に携わった。そこで、経験したのが、廃水の原水水質がかなりに広範囲であり、一様な技術の適用では解決できないという実態であった。
油類の含有は当然のこととして、塩類TDSが約15万ppm(15%)内硬度が10万、Sr、Baなどの膜面閉塞につながる塩類が2000ppm、SSは500程度。場所によって、硫酸塩は大きく変動10〜200ppm。回収を考えるには、かなり厳しい条件である。

コストをかけずに、大量の処理を一括に行なうという命題の元で回収までが要請された際の計画を行なった。当初の処理量は、2万トン日。
* まず、排水原水を受水したところで、下層部5%、上層部5%の廃水を処理対象から排除した。オイル分が60%程度、塩類も10%が減量した(机上試験)。
* 硬度成分、硫酸塩、塩類を凝集条件に含めて共沈を考えての凝集沈殿の実施。鉄塩が原水には50ppm程度あったので、ポリ鉄の作用を期待しての条件を作り、ポリマーを選定した。硬度が20%以上減量したことに効果を見出した(机上試験)。
* 何とか脱塩用途に逆浸透膜を適用したいので、原水塩濃度TDSで50,000以下にする可能性を配慮。蒸留法とのハイブリッドを計画。
* 処理水の目標値を、明確にする。飲用水レベルにする必要性はない。TDS5000 でも良いはず。
* Ca, Baに注目した処理剤を適用する。凝集、分散作用ともに配慮。
* その用途を明確にした処理を提案する。
* 残留する廃棄物の処理も配慮する。

などの方針を立てた上で、処理ごとのマテリアルバランスを示しつつ、顧客と交渉した。
しかし、その答えはかなり厳しく、ランニングコスト1m3処理で1ドル(約110円)を条件にして欲しい、であった。熱エネルギーは無償でいいという条件が出てきたが、ポリマー、分散剤、膜処理費用が、足かせになる。

処理量も、3万トン日に増やすことになったので、m3コスト面ではやりやすくはなったが、
1ドルの壁は相当に厳しく、検討に時間がかかっていた。

計画に6か月程度が経過したところで、なんとアラブの原油価格引き下げがあり、このプロジェクトは採算割れのために無期延期という状態になった。
そのころは、まだ上記のような経済的な価格バランスの中で、シェルオイルは生産されているということが充分に理解できず、検討もおろそかな中、ひどく理不尽な気がしていた。
こうした技術が、すべて経済原則の中で決定されるということをまざまざと知ったのだが、検討してきたものが机上のものだから金銭的なロスがない、と思われるのも癪な話だ。
ヨーロッパ式に、計画検討の費用を最初から見積りとして請求しつつ、作業を進めたいと案じたが、日本企業相手では無理な話なのだろうな・・・

アメリカが、2017年からシェルオイルを化学産業むけに生産量を上げる話があったので、その汚染防止技術を少しだけ、話したくなりました。

こんなお話、または装置計画などがありましたら、水乃博士にご相談ください。
mazazaz88@gmail.com
Dr.Azuma,
東雅

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posted by 水乃博士 at 14:35| Comment(0) | 技術、開発、水処理、放射性物質 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月30日

水乃博士の「水と緑の話」 シリカ

健康ブームとアンチエイジングにシリカ

水乃博士が、前回コラーゲンの話をしてから、かなり多くの人よりアンチエイジング効果のある食品素材についての疑問が寄せられていた。そのなかに、このシリカ(珪素)がある。
シリカとは土、砂、植物、水などに豊富に含まれている天然ミネラル。骨、皮膚、爪、髪の毛などにも存在している。地球上で最も多い元素は「酸素」だが、次に重量が多いのは土や岩、植物、水などに含まれるシリカだ。

なぜ、いまシリカが注目されたのか?
体内に含まれるシリカは肌の保湿、骨や毛髪、爪、コラーゲンの再生などを手助けし、健やかな素肌や強い骨、しなやかな髪には、シリカの働きが関係している。
シリカを多く含む食品: ワカメの茎、アサリ、昆布、大豆、ゴボウ
なかでもワカメのケイ素含有量は4.8mg/100gと、特に多い。大人が1日当たりに必要とするケイ素は9mg。
真皮は、コラーゲンが網目状の構造を作り、それをエラスチンがつなぎとめることで弾力を生み出している。コラーゲンやエラスチンを束ねる役割をになうのがシリカ。コラーゲンと結びついたシリカは肌の隙間を接着剤のように埋め、コラーゲンの密度を高める。これが、肌の保湿力を保つ。肌密度を高めるシリカの働きが重視されている。
世界の長寿村の水を調べてみると、平均してシリカが1リットルに20mg 以上含まれていることがわかった。日本のミネラルウォーターには、その半分の約10mg 程度のシリカが含まれている。水中のミネラル成分としては、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの重要性が認識されているが、シリカについてはほとんどご議論されてこなかったようです。
鹿児島の地層はシラス大地。シラスとは、何万年も前の火山灰で、主成分はシリカ(ケイ酸)。九州の大地で育った野菜はシリカを多く含んでいることになる。
シリカを多く含む食品を一覧化した。
穀類;キビ…500、小麦…160,トウモロコシ…20、玄米…5、精白米…0.5
野菜類;ジャガイモ…200、アスパラガス…18、赤かぶ…21
魚介・海藻類;あお海苔…62、ひじき…10、乾燥わかめ…7、あさり…2。
シリカの含有量は穀類、特にキビや小麦に多い、主食を精白米から玄米へ変えることは比較的実現しやすいのではないかと思う。各々の食材に含まれるシリカの量はそれほど多くないので、日頃の食生活からシリカ摂取を試みるならば、含有量の多い食品を意識的に摂る必要がある。
(出典コラーゲンの次はこれ!海外セレブが夢中なもの [美ログ] スキンケア大学)

ということで、シリカはコラーゲンの保湿、肌の健康維持を助ける作用が認められているようだ。しかし、摂取するには、かなりの量のシリカ水(鹿児島などの井戸水)を多く取ることが必要であろう。
こんなお話が聞きたい方は、博士にどうぞ連絡をください。
mazazaz88@gmail.com
Azuma Ph.D.

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posted by 水乃博士 at 16:19| Comment(0) | 水と緑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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