2018年02月09日

水乃博士の「水と緑の話」 発電所向け水処理装置開発

水乃博士の発電所向け水処理装置開発

しばらく水乃博士として筆をとらない日々が続きすみませんでした。
2017年5月からI社とともに、舞鶴の発電所で膜による水処理装置の開発をおこなっていました。詳しい内容は、「用水と廃水」3月号に実名で記述していますので、参照ください。
簡単に説明すると、従来から石炭排水は凝集沈澱法をとってきたが、博士の考えで、凝集剤無し、重力沈降、膜処理にて、極めて効果的な処理が可能になる方法を確立させた。
すでに、2件の特許を出願し終わり、論文書きも終えて、やっとほっとしたところです。
だからといって、ブログも書かないというのはおかしいと思われますが、ほかの特別な事情もあり(次回のブログ参照)、静かにして居りました。すみません・・・
装置.jpg

では、もう少し、この膜処理について話をしましょう。
石炭火力発電所で、石炭を港で受けてからボイラーで燃焼させるまでは、延々とコンベヤがこれを運びます。途中にサイロがあり、循環があり・・・実に約3kmに及ぶコンベヤに載るのです。そこで、粉炭がどうしても発生します。これが、いわゆる粉塵火災の原因になるために、常に温度を下げ、粉塵を洗うために洗浄水が使われます。この洗浄水が、かなりの量になり、常に回収再利用をしています。この再利用の処理が、なんと30年も前から凝集沈澱法をとってきたのです。
凝集とは、粒子の荷電性を調整しつつ絡めて、粒子に大きさを大きくして沈澱させる方法です。しかし、粉炭は大きく(0.5〜3μm粒子)、さらに石炭のみの単質粒子であるために、しっかり凝集する条件が整うにはもともと難しいものなのです。
そこで、膜処理を適用するのですが、これがMBR(膜法生物処理)のような処理を想像したらうまくいきません。物理的に強い膜、薬品洗浄に耐えられる膜、逆洗が可能な膜を使い、効果的な処理条件を確立させました。
ご興味がある方は、用水と廃水の3月号 をご覧ください。

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posted by 水乃博士 at 09:48| Comment(0) | 技術、開発、水処理、放射性物質 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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