2015年01月29日

水乃博士の「水と緑の話」 金盾とは

金盾とは;Great Fire Wall(防火長城)
水乃博士が、昨年後半から中国に行って仕事を夜中にすることがあり、困ったのが日本で普通に開けるはずのメールもホームページ(HP)もSNSも開けない、という“防火長城”との戦いだった。
中国では、一般のメールもHPもすべてが、検閲の対処になっているらしいということをやっと理解した。国家公安部が、有害サイト、共産党に都合の悪い情報を遮断する目的で、ウェブサイトを制限してしまうのだ。

金盾というのは1993年に中国政府が金融などの情報化と電子化に対して、金字工程という国家戦略を立て「12金工程」という対象を打ち立てたうちの一つ。現在はすでに18工程にも及ぶ内容だが、今回の問題は“金盾”だ。
検閲の対象とする用語、語彙を拾い上げて、情報を遮断してしまうシステムができている。中国の検索システムに入ると、見たい言葉がぼやけていたり、消えたりしているのがよくある。そればかりか、ウェブサイトも、SNSも、動画も、ブログ、チャット、ポータルさえも接続遮断の対象になっているからすごい。
特に最近厳しいのが、Googleに対する嫌がらせにも等しい遮断措置だ。
検索も、写真も、映像もダメなのは仕方ないとして、ついに10月からは、Gmailさえも
遮断された。12月28日からは全く通じていないらしい!
天津、上海ではすでに、LINE, AOL、Japan-Yahoo,  Goo, MSN Japan, Hot mail Japan, などが、すべて通じないことが分かった。仕事で、ファイルや図面をやり取りする博士にとって、これはひどい環境だ。まさかのVPN(hot, anchor も)ダメだった。
仕方なく、携帯のショートメールと写真添付でのやり取りをしたが、金がかかること…
手間がかかること…
では、中国の人たちはそんな中でどうしているのか?
結局は、許可されている、微薄、QQ, 網易、などの中国系ネットから、メルアドを入手しているのだ。
QQが日本語版もあり、簡単だというのでやってみたが、携帯電話に暗証番号を送ってもらうところで、途切れてしまった。いつまでたっても暗証は来ない・・・。
網易(NetEase)は、すべてが中国語。 これは大変だと思いながらも翻訳機を手にしつつやってみたら、簡単にメルアドはできてしかも容量が5M とでかい! 日本語も化けずに送れるので、やっとこれで仕事になるであろうことが分かった。
また、ショートメール替わりには、微信(WeChat)がいい。LINEの中国版だが、かなり使い勝手がいい。WiFiにつながれば、テレビ電話も可能という優れものだったが…
素晴らしいばかりの検閲がある。
なんとある見積もりが何円だから、何円送れという話を載せただけで、「相手の連絡先を確認してください!」とういうコメントが自動的に出る始末。
つまり、こうした言葉がすべて検閲されているのだ。怖い“金盾”工程が機能している。
これでは、痴話話や秘密のやり取りもできたものではない。
なお、地図や地名のわかる写真を張り付けたら、勝手にカットされていた。
おそらく、集団会合やデモへの備えなのだろうと想像できた。
中国では、どうも情報操作とこの検閲への対応を、精神的にどのように許容して受け入れておくかを構えて、仕事をするしかないようだ。
中国の環境汚染を食い止める努力をしているのに、とんでもない仕事の邪魔をする仕組みが存在するのだ。すごいストレスのおかげで、肩が凝った・・・・・・
網易(NetEase)を使いこなすためには一層の中国語の勉強が、必要になることが分かった。

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posted by 水乃博士 at 13:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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