2016年12月31日

水乃博士の「水と緑の話」「水十条」中国の水環境対策について

「水十条」中国の水環境対策について
中国という国は、実にわかりやすく、いろいろな対策を打ち出すところだと感心している。水乃博士は以前から中国思想について興味を持ち、その基本的な思考法に共鳴するものを感じていた。
さて、「水十条」、その前には「大気十条」、後には「土十条」。

水環境を保護するために建てられた十項目(内容から見ると十とはいい難いが、)を挙げて、それに対して罰則や違反への対応方法まで示されている。
中国「水汚染防治行動計画」国務院2015年4月2日
1. 汚染物質排出を全面的に抑制する;  規制、対策の強化
2. 経済構造の転換とグレードアップの推進;  産業的な調整、再生水、海水の利用
3. 水資源の節約と保護の重視; 水資源の管理
4. 科学技術によるサポートの強化; 技術の普及
5. 市場メカニズムの役割を十分に発揮; 水道料金、社会資本、環境向け融資
6. 環境における法律執行・監督管理の厳格化; 法体制の整備と罰則
7. 水環境管理を確実に強化; 目標管理の強化
8. 水生態環境安全を全力で保障; 飲用水管理、近海環境、環境ホルモン対策
9. 各方面の責任の明確化と徹底; 管理監督責任
10. 公衆の参与と社会の監視強化; 環境教育
が、表題と主な内容。
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注目すべきは、1、3、6、9の項目。
これまでの中国の考え方は、とにかく経済発展一辺倒に突き進んできたのに、「抑制、節約、管理、責任・・・」という、ありえない表現が随所にある。
つまり、環境が悪いと経済活動どころではなくなるらしいということに、気づいた官僚がいるということ。水乃博士は、そこがとても嬉しい。早く中国に行って良い環境を作る手助けをしたいものだ。
具体的な行動については、また後日談にしたい。2016年も、ここまでで終わっていくようだ。
博士は、さらに活動のフィールドを広げるべく、頭脳的変則的な事業拡大を図るつもりです。
では、良いお年をお迎えください。
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2016年12月31日
水乃瑞樹、東雅、Ph.D.
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posted by 水乃博士 at 18:07| Comment(0) | 水と緑 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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